世界的にAIによって人間は仕事から開放されてしまうのか?
このような論文があります。
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/242803/1/cue41_03.pdf
将来、約半分の雇用者が機械に代替されるというフレイ&オズボーンの推計値は現在では、ほとんど誰も相手にしていない。
過大な推計値が出るという、ある意味で計算ミスが指摘されたからである。職の全体量の増減についていえば、OECD が発表した、約 1 割が代替される、という推計値が、専門家の間での合意である。
更に、人々の努力で新しい産業を生み出すことができれば、新しい雇用が創出され、その結果、雇用の総量自体は、ほとんど変わらないか、もしくは増加する、というのが世界の専門家の間で合意された認識である。
このように、雇用の総量の増減自体を見る限りは、さほど大した社会問題を生じないが、今後スキルベースでの労働需給ミスマッチが社会問題として
顕在化してくる可能性がある。
確かに現状の日本国内における仕事の割合的に、未だに作業者の個人的なスキルに重きをおいている現状があります。
このような全体的な平均的な作業を特殊な環境では、それこそ1人に任せてしまうこともあります。
しかし今後もそれでいいのでしょうか?
営業や、ライターなど個々人にファンがつくような仕事に関しては、まだまだAIによって代用されることはないと言い切れます。
現状コロナ禍の影響から人が接触をさける動きが増えてきています。
コロナ禍以前から大きな工場メーカーなどでは、工場内部の運搬や検品の作業などをAI化してきました。
検品などは、どんどん変わってきています。